※当サイトではプロモーション広告を利用しています。

本の紹介はどこから著作権違反?写真はアマゾンの利用をおすすめ

雑記

つい最近、読んだ本をブログで紹介したいけど、自分で撮影した表紙写真は著作権違反になるのかな?という疑問がわきました。

私は読書が好きで、最盛期の読書は年間50冊以上。

読書好きからしたら特別多いわけではない数字ですが、子供が生まれた今も月平均2冊は読んでいます。

このブログでは私のおすすめを紹介したいので読んで面白かった本の紹介をしようとなったわけですが、今回は書籍のあれこれをブログに書く場合についてまとめたいと思います。

いろいろなブログを見ていると、著作権違反のサイトもあります。

実際トラブルにはなっていなくても知らなかったでは済まされません。

信用にも欠けるので、書評や、本の紹介をしている人、これからしたい人は参考にしてくださいね。

本の紹介時における著作権違反のボーダーライン

著作権違反と聞くと実はなんとなくしかわかっていない…ということはありませんか?

わかりやすくまとめてみました。

内容のごく一部を「引用」として紹介(引用元・出典を記載)
内容のあらすじや感想・批評を掲載する
公式SNSなど、公式のものをブログに埋め込んで表紙を紹介(引用はNG)
アマゾンや楽天などの商品紹介リンクを使用する
著者や出版社の許可を得た場合は表紙の掲載可
ありふれた文章・周知の事実の掲載
表紙の写真を撮影してSNSやブログに載せる
細かいあらすじや内容を載せる
文章のコピペや長い文章での引用

本の紹介で著作権違反する例

ここでは前項で挙げたNG行為について勘違いしやすい点を解説します。

本の表紙を撮影してSNSなど掲載は著作権違反

本の表紙を撮影してツイッターに投稿している人がいますが、これは著作権違反です。

実際これで裁判になったなんて聞いたことはないですが、訴えられたら負けますね…。

表紙は中身とはまた別に著作権が発生します。

表紙は著者や出版社だけでなくデザインや構成など、ほかにかかわった人の作品でもあります。

つまり「紹介したい本の制作にかかわった人すべてに承諾をとれば表紙を紹介してもOK」という認識になりますがこれはちょっと大変。

ただ表紙の掲載には例外があって、購入した現物の本を誰かに譲るための掲載であればOKなのです。

例えばオークション、フリマサイト。

この場合は写真の掲載が認められています。

ネタバレは著作権違反なのか?

文章のコピペがNGであることは文章を書く人であれば知っていると思いますが、細かいあらすじや内容を載せる行為も著作権違反となります。

そういえばネタバレサイト運営者が逮捕されましたよね。

ネタバレ自体は違法ではないんですよ。

ストーリーを自分の言葉で表現することは著作権違反とはなりません。

もし本の内容をブログに載せたい、そんな場合は引用の条件を満たせば可能となります。

本を紹介する場合に注意すべきこと

それでは実際に本の紹介をしたい場合はどのようにすべきでしょうか?

まずは引用のルールから。

引用のルールはこれだ!

(注5)引用における注意事項
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)

引用 文化庁 『著作物が自由に使える場合』

文化庁の著作物についてのルール説明を引用してみました!

1、引用する必然性、ありますね。
引用と記事の関係性があります。

2、”(ダブルコーテーション)で囲いました。
”をつけることによってはっきりと引用文がわかります。

3、引用文(従)は自分の著作物(主)の中の一部でなければいけません。
引用文ばかりの記事に自分の文字が混ざっているものはNGです。

4、引用元を表示し、リンクを貼りました。

この4つを守って適正に引用すれば問題ないです。

本を紹介する場合の注意点

先にも挙げたように、表紙の写真を掲載することはNGです。

公式SNS、例えばツイートは埋め込めば問題ありません。

マキ
マキ

このように著者のツイートを埋め込むことはOK
実際にこの書籍を購入しましたが、面白かったですよ!

しかし、ツイート埋め込みはOKですが「表紙を引用」する場合は注意が必要。

私たちはあくまで内容について感想を書くのであって、表紙についての感想ではありません。

厳密に言うと、表紙を引用して内容の感想を書くことはNG。

公式サイトなどから表紙を引用する場合は表紙の感想を書くべきなのです。

ほか、末井昭著「自殺」を購入し、末井さんに向けて感想をツイートしたことがあります。

実はこの時、自ら画像をつけてしまいました。

でも末井さんは返信をくれて、私の感想をリツイートしてくださいました。

本を購入し感想を書くことは(それが悪意があるものでない限り)著者は不利益をこうむらないし、むしろ宣伝にもなるのでとやかく言う人はいないでしょう。

もし著作権違反だぞー!と言われたら違反ですけど、そういう話は私は聞いたことないです。

でも今後は本の写真はSNSに載せないことにしました。

それでも本を写真で紹介したい場合はアマゾンをおすすめ

マキ
マキ

じゃあ本の紹介をしたいときどうすればいいの?

そんなときは、本の紹介時における著作権違反のボーダーラインでも挙げたように、アマゾンや楽天などの商品紹介リンクを使用することをおすすめします。

アマゾンは取り扱い書籍の数が豊富なので個人的にはアマゾンをおすすめ!

しかしアマゾンの商品紹介リンクを利用するには、アマゾンアソシエイトの登録をして紹介したいサイトの審査を通過しないといけません。

このブログは残念ながらまだ審査を通過していないので、アマゾンの商品紹介リンクを貼れないのですが…審査を通過したらこれまで読んできた本を紹介しますね。

やはり本の紹介は表紙の画像があるほうが親近感がわくし、イメージしやすくなります。

アマゾンの商品紹介リンクを介さなくても紹介はできるけど、文章力がないと難しそう…というのが私の本音です。

しかし本を紹介するって、とても大変なことなのですね。

いろいろなことをブログに書きたいと思っているので、楽しく書けて楽しく読んでもらえるように努力します。

これからもよろしくお願いいたします☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました